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第2部第3章「Lostbelt No.3 人智統合真国 シン 紅の月下美人」に先行登場し、 期間限定イベント「雀のお宿の活動日誌~閻魔亭繁盛記~」で実装された星5アサシン。(*1) ピックアップ召喚終了後は第2部第3章クリア後ストーリー召喚に追加されるストーリー限定サーヴァント。 ステータスはATK偏重型。星5殺ではHPはワースト、ATKは5位。 カード構成はアサシンでは初となるBBAAQのバランス型。Q1枚持ち殺としても他は星5“山の翁”、セミラミスのみで稀少な存在。 Hit数はB1/A2/Q4/EX5。N/Aが0.79→0.99と通常より高めに設定されており、A1枚持ちサーヴァントのArtsと同等のArts性能がある。 さらにHit数がA Q,EXのためNP効率は非常に良い。一方Qは1枚しかないのでアサシンとしてはスター生産力が低め。 クラススキルは陣地作成B相当のArts性能アップと気配遮断B相当のスター発生率アップが付属する「老練 A+」。 ArtsのNP獲得量を底上げし、宝具などのダメージの増加に貢献する。 スキル 若き日の槍使いとしての自分のものを整理したような構成。スキル1のクリティカル瞬間強化と宝具を他2つのスキルで補助していく運用となる。 【スキル1】中国武術(八極拳) A+++ CT 7-5 1Tの間、回避/無敵を無効化しつつクリティカル威力を大きく向上させるスキル。 最大100%アップと高い爆発性を持っており、スターが集まればそのダメージ値は第二の宝具とも言うべき域に達する。 他のスキルよりCTが1T短くなっていることに注意。 【スキル2】圏境(極) A- CT 8-6 自身に1Tの回避とスター集中を付与して、クリティカルスターを最大15個得るスキル。 クリティカル中心の攻撃運用を補助する重要スキルで、Quickが少ない編成でも自力でクリティカルを狙うことが可能。 Artsが来ている際に使いNP稼ぎに用いる手もあるが、1T限りの宝具対策も兼ねるため、タイミングと火力の見積もりに注意したい。 【スキル3】陰陽交差 B CT 8-6 持続時間1Tと3Tの攻撃力アップ、1Tの弱体無効状態を獲得するスキル。 攻撃力が1Tのみ最大で50%アップ、その後2Tは最大20%アップになるため、使うのは宝具かスキル1を使用するタイミングに合わせたい。 クリティカル威力アップとは乗算になるため非常に高い威力を出すことが出来る。 対魔力などを持たないため、効果時間は短いが弱体無効は心強い効果。ブレイク時など特定のタイミングで敵が凶悪な弱体効果をかけることが分かっているなら、そこを狙って一気にブレイクまで削ることで副次効果が活きる。 宝具「 无二打 (にのうちいらず)」 OC対応の防御力ダウン(3T)を付与してから単体攻撃し、即死効果を付与するArts属性単体宝具。「二の打ち要らず」の名前の通り1Hit。 先に防御力ダウンを付与してからダメージを与えるため、宝具ダメージもOCで増加する。3T持続するため追撃の威力にも貢献する。 スキル3も加味すればOC100でも実質攻撃力は最大70%アップしているため威力はかなり高い。 即死効果率は100%とOC100の“山の翁”と同等。コモンエネミー相手なら役に立つ確率だが、サーヴァントや中型エネミー以上相手には当てにはならない。 2020/12/14実装の幕間の物語クリア後は宝具強化され、ダメージ基礎倍率と即死率が上昇する。 総評 スキル1による爆発的なクリティカルと良好なNP効率による宝具連射性の両方を兼ね備えた単体特化アタッカー。 屈指の瞬間火力をそれなりに発揮させやすい反面、HPが低いうえに回避1T以外の防御手段を使い潰しやすいことから長期戦を苦手とする。 宝具火力やNP効率をさらに引き上げるArts性能アップ、NP獲得量アップ、宝具威力アップを付与する他、仲間でスター供給面のサポートをして長所を伸ばす運用が理想的。
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アイドルという夢よりも、綺麗な音を響かせ世界を魅了するよりも。 大切なものができてしまった。 「きっと、初恋でした」 水本ゆかりは【恋をした】。 相手は、自分を輝きの舞台へと引き上げてくれたプロデューサー。 屈託なく笑う彼の笑顔が、好きだった。 「どうしようもなく、私は彼のことが好きだったんです」 彼はゆかりにたくさんの幸せをくれた。 幼少から音楽に携わっていたが、彼のお陰で新たな世界を見出すことが出来た。 光り輝く舞台の上で、人達に笑顔を届ける。 数年前の自分では想像もできない楽しいこともあったし、可愛い衣装をたくさん着ることもできた。 それも全て、彼がいてくれたから。 彼が自分の手を引いて一緒に歩いてくれたから。 「傍にいてくれるだけでよかった。 アイドルとしてだけではなく、【水本ゆかり】を見てくれたあの人に私は心を奪われていたんです」 季節が変わっても、彼との関係は変わらなかった。 アイドルとプロデューサー。それ以上でもそれ以下でもない。 ゆかり自身、ここから先に進みたいという気持ちもあったが、自制した。 彼はプロデューサー、責任の重い立場だ。 自分が恋慕し、彼を困らせることはあってはならない。 だから、何も言わずにいた。胸に秘めた想いに封をして、そのままを維持しようと決めた。 「ずっと、ずっとずっと一緒にいたかった。この先もあの人は私の手を引いてくれると思っていた」 時間が止まってしまえばいいのに。 この一時が永遠になればいいのにとすら感じた。 あの【事故】さえなければ、幸福な刹那が今もしれない。 「プロデューサーさんが守ってくれなければ、私は今もこうして生きていなかった」 ありふれた話だ。 いつもはタクシーなどを利用して仕事から帰るが、たまには二人で歩いて帰ろうとゆかりが提案したのが間違いだった。 彼もゆかりも、最近面白かった出来事、何処其処の喫茶店のケーキが美味しいといった世間話に花を咲かせていた。 そして、【たまたま】飲酒運転の車が突っ込んで来て――。 「私の過ちをやり直したい」 宙を舞う彼の身体。 飛び散った血飛沫とひしゃげた足。 弱々しく震わせ、徐々に動かなくなっていく恐怖。 ――彼は、ゆかりを庇って車に跳ね飛ばされた。 血塗れの手を握り締め、何度も呼びかける。 けれども、彼は握り返してくれなかった。 「護ってくれると言ったあの人を、信頼に報いてくれたあの人を――今度は私が救う」 もう彼を救うには奇跡に縋るしかない。 「だから、力を貸して下さい。アサシン」 ゆかりの視線の先にいるのは、皺くちゃな顔をした老人だった。 何処にでもいる普通の人間に見える彼だが、サーヴァントとして呼ばれたからには当然常人ではない。 「……一つだけ、問いたいことがある」 アサシン――シルベストリ。 彼はそもそも人間ではなかった。 自動人形と呼ばれる機械仕掛けの操り人形は、依然として態度を変えずにただ言葉を続ける。 「【アイドル】という職業は人を笑顔にするものだと記憶しているが、笑顔の成す意味とは何だ」 笑顔を研究し、人間を知りたがった彼は此度の戦で呼ばれたことに不満はない。 仕える主こそ違うが、剣を振るおう。 「ミズモトユカリと言ったな。私を満足させる答えを、君は持っているのか」 弱く浅ましい存在である人間は、どれだけ強くなれるのか。 そして、人々を笑顔にする偶像の職業に就いてる彼女はどれだけ【寄り添う】ことの大切さを感じているのか。 シルベストリは、それが知りたかった。 「笑顔は、大切な人と過ごす時に自然と浮かぶんです。 好きな人といる時なんかは、蕩けるような感じだったり、ですね」 眼前の彼女は、自分に対して怯えこそすれど退くことはしない。 自分が投げかけた問いかけにも頭を必死にこねくり回して答えようとしている。 「それぐらい、大切なんですよ」 少しはにかむように答えた彼女の横顔は、いつの日かみたスズランの少女のように見えて。 「…………そうか」 満足のいく解答とは言えなかったが、何故か脳裏に強く刻まれたのだ。 【クラス】 アサシン 【真名】 シルベストリ@からくりサーカス 【パラメーター】 筋力B 耐久D 敏捷B 魔力E 幸運C 宝具E 【属性】 秩序・悪 【クラススキル】 気配遮断:C サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を断てば発見する事は難しい。 【保有スキル】 単独行動:C マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。 戦闘続行:A+ 自動人形は身体を壊されようとも、最後まで戦い続ける。 シルベストリは答えを得るまでは止まれない。 心眼(真):B 自動人形でありながらも得ている戦闘論理。窮地において活路を導きだす。 また、視覚に頼らずとも空間の把握がある程度は可能となる。 【宝具】 『Empty Blade』 ランク E 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 体内に内蔵された超絶技巧の剣技に耐え抜く剣の数々。 【weapon】 左手及び、身体に内蔵された剣。 【人物背景】 老人の姿をした自動人形。居合を得意とし、自動人形の中では伝説となる程の剣の使い手。 人間社会の中で「笑い」を研究し、考察している。 彼は常に答えを求めている。人間とは、笑顔とは、寄り添い生きる意味とは。 総ての答えを得た時、彼は心から【笑える】のかもしれない。 【サーヴァントの願い】 答えを得る。ゆかりを見届けることで、何かが理解できるかもしれない。 【マスター】 水本ゆかり@アイドルマスターシンデレラガールズ 【マスターとしての願い】 大切な人との日常をやり直す。 【能力・技能】 なし。強いて言えば、フルートが弾ける。 【人物背景】 彼女はアイドルとして輝きの向こう側へと踏み込んだが、あくまで【普通】の少女だ。 これはもしも、彼女が大切に想っているプロデューサーを無くしたらというIFである。 絆を取り戻す為ならば、彼女は前へ進むだろう。 例え、清純なる輝きが穢れても、ただ一人――大切な人の笑顔をもう一度見れるなら。 【方針】 やり直す、日常を。
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ぽつぽつと点滅している数々のランプ。 打ち付けられたコンクリートがはげている。 そんなじめじめとした薄暗い地下通路を一人の男が一心不乱に走っていた。 彼は柱の男の『エシディシ』 彼は数刻前、禁止エリアとなったB-4から抜け出すために、 DIOの館にあった地下通路から駆けていた。 その表情はどこかイライラしているように見える。 しかし流石と言うべきだろうか。 彼の走るスピードはまるで馬を超えるように速い。 『二足歩行の生物が馬より速く走る』 たしかにそんなことはありえない。 平坦な道の常識では、 だが彼の姿を見れば納得………… 時速30キロは出てる。 いや時には40キロはでているか………… だが……しかし考えれば、100メートルを10秒で走っても時速36キロだし、 長距離マラソンを2時間で走っても時速21キロだ。 だが実際に40キロ近く出ているからしょうがない。 しかもその秘密は彼の走りのフォームに理由があるようだ…… あのフォームなら納得……! 見ろ!彼の走っているときのフォームをッ!! ならば解説しよう 時速40キロを出せる走り方があるということを… 人間は走るときに、足が地面を蹴る「衝撃」というものがある。 その「衝撃のエネルギー」がヒザの関節や筋肉に負担となって疲労となる。 その負担はどんな強靱な脚力を持ってしても逃れることができない生理機能!! だが彼…「エシディシ」の場合は違う!! 彼は走るときに「かかと」が地面に一瞬しか触れていないのだ!! かかとが地面に触れたとしても!!! 決して!!踏み込んではいないのだ!! すぐに「着地の衝撃」はつま先へ移動し…… その瞬間!!エシディシはその「移動の衝撃」を利用し!! 地面を前へと蹴り進む!! つまりだ!! 彼は「着地の衝撃」をヒザ方向ではなくッ!! 前方へと逃しているのだ!! 結果として、エシディシの脚に疲労やダメージはなく…… むしろ!!逆に!!そのエネルギーを利用しッ!!! 加速の為に使っているのだ!!!! この地下通路が傾きが小さいとはいえ、下り坂となっており蹴って飛べば飛ぶほど…… さらに!!さらに!!加速がついて彼のスピードは速くなっていくッ!! そしてまた蹴ったッ!! 蹴ったッ!!蹴ったッ!! 45キロは出ているだろうッ!! 柱の男の性質上怪我をしようがすぐに直るため 彼の足の「かかと」にタコやスリへりはなく…… 少年のように柔らかいはずだ。 おっと、だが自分もまねをしようと思わないでくれ。 体格の割には長い脚と、一瞬で体重移動できるスピードが必要だ。 しかし……そんな「走り」をどこでエシディシは学んだのだろうか。 柱の男と呼ばれている彼らは生物界の頂点に君臨している。 言ううなれば「偉大な生き物」だ。 きっと、彼自身が理解していなくても自然とそのような走りになるのだろう。 彼の速い足のおかげかついに地下通路の終わりが見えてきた。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 「200…いや300m程は走ったな…」 彼が行き着いた先、地下通路のゴールは小さなじめじめとした丸い部屋だった。 今来た道を振り返ると、自分が通ってきた通路の壁に文字が書いてあった。 「TOM」と書かれておりご丁寧に「トム」とふりがなで書いていた。 「この地下通路に名前でもつけたのか…まったく人間がやることに理解はできんなぁ!!」 エシディシはフンッ!!っと鼻息を出すと、 走らされたイライラをぶつけるように自分が走ってきた地下通路にツバをはいた。 すこし気分がはれたエシディシは、部屋の中央に台座があるのを見つけた。 まるで何か秘密があるかのようにその台座は鎮座していた。 試しに台座を叩いてみたが何も反応はなく、次に強めに叩いたがびくともせず、壊れそうな様子はなかった。 この台座が何か気になるエシディシだが台座のどこをみても仕掛けのような物はなかった。 台座の事をあきらめたエシディシは、 次にエシディシは部屋を見渡すと自分が走ってきた物とは別の地下通路を二つあることに気づき、 またそのトンネルにも名前が書いてあることに気づいた。 一つは「Harry」と、「ハリー」とふりがながうたれており。 もう一つは「Dick」と、ふりがなは「ディック」とうたれていた。 そして壁面に一つ地上へと上がれそうなはしごが備え付けられており、 そのはしごの先の天井には大人一人が通れそうな扉が備え付けていた。 しかし今は日中、その扉を開けた瞬間日光が入ってきたしまえばエシディシ自身にはどうすることもできず死んでしまう。 そのためどうやら「ハリー」か「ディック」のどちらかを選ばなければならないらしい。 エシディシはどちらを選ぶか部屋の中を歩いているとふとしたことに気づいた。 (しかし…なんだかこの部屋は臭うな…まるで肉が腐ったようなにおいがするな…) それもそのはずだ、なぜならこの地下室は墓場の近くにあるのだからだ。 「Harryか…Dickか…」 2つのトンネルの前でじっくりと考えたエシディシはあることを思い出した。 (そういえばHarryという単語には、古期英語で…「軍隊が略奪する」の意があったな…) そのことを思い出すと彼はへの形になっていた唇をニヤリとさせた。 「フフ…いいだろう!!ならば我ら柱の男がこの殺し合いの勝利をいただくという願望を込め!! あえて…あえてだ!!人間がした行動にのってやって!!この、Harryを選ぶとしようッ!!!」 フフフと笑いの余韻を終えたエシディシは「Harry」の先へとまた駆けだした。 【E-4 地下室/朝】 【エシディシ@ジョジョの奇妙な冒険 第2部「戦闘潮流」】 [状態]:全力疾走中、疲労(中)、体力消耗(中)、上半身の大部分に火傷(小)、左腕に火傷(小)、再生中 [装備]:なし [道具]:なし [思考・状況] 基本行動方針:カーズらと共に生き残る。 1:トンネルの「ハリー」の行き着く先へと向かう。 2:神々や蓬莱人、妖怪などの未知の存在に興味。 3:仲間達以外の参加者を始末し、荒木飛呂彦と太田順也の下まで辿り着く。 4:他の柱の男たちと合流。だがアイツらがそう簡単にくたばるワケもないので焦る必要はない。サンタナはまあどうでもいい。 5:静葉との再戦がちょっとだけ楽しみ。(あまり期待していない) 6:地下室の台座のことが少しばかり気になる。 [備考] ※参戦時期はロギンス殺害後、ジョセフと相対する直前です。 ※左腕はある程度動かせるようになりましたが、やはりダメージは大きいです。 ※ガソリンの引火に巻き込まれ、基本支給品一式が焼失しました。 地図や名簿に関しては『柱の男の高い知能』によって詳細に記憶しています。 ※左脇腹に抉られた傷(小)及び波紋傷(小)、は柱の男の再生能力で完治しました。 ※E-4の墓場に近くに地下室があります。 墓場のどこかから地下室に入れる秘密の入り口があります。 地下室には意味ありげな台座がひとつあります。 またトンネルの「Harry」「Tom」「Dick」があり、「Harry」はDIOの館、1Fの図書室に繋がっています。 トンネルの「Harry」と「Dick」がどこに続いているかは後の書き手さんにおまかせします 106:DAY DREAM ~ 天満月の妖鳥、化猫の幻想 投下順 108:Other Complex 106:DAY DREAM ~ 天満月の妖鳥、化猫の幻想 時系列順 108:Other Complex 087:ウェルカム・トゥ・アンダーワールド エシディシ 128:四柱、死中にて
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第503話:密談は鬼嫁が寝ているうちに 作:◆CDh8kojB1Q 【ふむ、この様子ならば約束の時間には十分間に合う。 あの淑女達との談話を早々に切り上げて、帰路を急いだ甲斐が有ったと言うものだ】 島を白の天蓋が覆う中、かつて湖底であった体積した泥の上にて血文字を刻むのは、 グローワース島が前領主ゲルハルト=フォン=バルシュタイン子爵その人だった。 濃霧の天蓋で視界が悪く、体積した泥で動きを制限されているものの、その移動は緩まない。 とある仮面の男と再会するために、地下通路の出入り口まで移動する必要が有ったからだ。 港から休む事無き強行軍はなかなかのエネルギーを消費するのだが、 【一旦、約束を承諾したからには、紳士がむざむざ遅刻するわけにもいくまい……!】 と、流暢に文字を形作りながらもその進行に迷いは無い。 あの仮面の青年は湖底と周囲の森を探索すると言っていた。 己より先に地下通路に到着しているであろう事は簡単に推測できる。 さらに、麗芳なる少女とも面会する予定だ。 初対面の淑女にはことさら礼儀をもって相対するのは、爵位持つ者として当然の義務と言えよう。 集合時間までにはしばらくの余裕がありそうなので、子爵が遅刻という失態を犯す危険性は 現在のところ低下した。 他に、EDと麗芳の両者が殺害されて集合場所に現れないかもしれないという問題と、 己は集合地点たる地下通路の明確な位置を知らないという問題が生じていたが、 先の問題において子爵はどうしようもないので、ただ二人の武運をを祈るのみだ。 それに対して、後の方の問題はほどなく解決した。 【ほう、雨水の雫は大地を進んで流れを作っている。この場はかつて湖があり 底に体積したものは粘土質の地面であるならば、水は地表を行くのだろう!】 ならば、収束した雨露はどこに向かうのだろうか。 【簡単である! 水とは常に下へ向かうもの、流れの先には穴があるに違いない!】 湖底中に溜まった水の大半は、小流となって排水溝たる地下通路に流れて行く。 ならば子爵は水の流れに沿って進めば良いだけだった。 要領よく進めば、ほどなくして大地の洞に行き当たるだろう。 その頃、子爵の目指す先の地下通路にて静かな問答が行われていた。 「では、あなた方は無闇に殺人を犯すつもりは無いと仰るのですね?」 「現在の行動方針は先に述べた。しかし、自衛行為その他脱出に至る為の 最適手段であるならば、その限りではない」 男が問い、機械が応じた。 この二人は子爵に先立って地下通路に到着したEDと、諸事情により移動のできないBBだった。 そうして相対した二人の脚部を湖底から流れ落ちる雨水が濡らしている。 子爵の推理通り、湖底に降った雨は地下通路を排水溝にして流れて行くようだ。 だが、今の二人の眼中には水に漬かる脚など映っていない。 「双方、方針は理解し合えたようですね。質問を続けても良いですか?」 「問題無い」 即座に返事が返った事を満足しながら、EDは頭の中で現状を整理してみた。 EDが集合場所に移動した時に、地下通路の出入り口付近で争った形跡を発見した。 雨によって削れていたが、足跡から大体の立ち回りと闘争の終末を理解したEDは、 しばらく躊躇していたものの結局は地下通路に降りる事を選択した。 その時に何をされたのか、詳細は今でも良く分からない。 入り口をくぐった瞬間に意識が飛んで、気がつくと岩壁に押し付けられていた。 扉の影に隠れていた何者かが、自分を掴んで引っ張ったらしい事に推理が追いついたので、 身動きの取れない状況から何とか非武装を証明して、対話へと持ち込むことに成功した。 相手が論理的だったのも幸いだったが、この時ばかりはED自身、己の弁舌を頼もしく思った。 蒼い殺戮者と名乗ったその相手を見た瞬間、EDは心奪われた。 界面干渉学の研究者たるEDにとって、鋼の身体を持つ異界者は絶好の研究対象だったからだ。 先走りそうな心を抑えて、EDは蒼い殺戮者に質問を開始し、現在へと至る。 「あなたは見るからに窮屈そうですが……ここに留まる理由は何です? 外は霧に包まれていましたが、こんな所に留まるよりは他の建造物に避難した方が 何かと便利ですがね――例えば、灯台などは?」 どうです? と問うたEDに対してBBは少々の沈黙の後に、 「付いて来い」 と、簡素に告げた。そしてBBは狭い通路内で上手に反転し、奥の方へと移動してゆく。 EDは着いていこうと即座に判断し、懐中電灯を残して自分の荷物を通路の扉付近に置いた。 これなら子爵や麗芳が入ってきた時に、奥にいる自分の存在を知るだろう。 歩き始めてすぐにEDは荷物を置いてきた事を正解だと思った。 地下通路は奥に進むにつれて薄暗く、電灯の明かりも心もとない。 それに加えて、流れる雨水がEDの脚を引っ張った。一歩が重く、その道程は不安に満ちている。 これで荷物を担ごうものなら転倒は必至だった。 そんなEDに比べて、先へと進むBBは特殊な知覚を有しているのか、その歩調に迷いは無く、 通路下部を流れる水をものともしていない。闇を切り裂く刃の如くEDを先導していた。 そして突然BBは立ち止まる。 「ここだ」 EDは先行者の身体の奥を見通して、先の質問の答え――BBの事情を知った。 「なるほど、負傷者を抱えていたのか」 EDの視線の先には、セミショートの髪をした少女が岩壁の窪み――地下に通路を 形成した時に落盤などで生じたものだろう――に横たわっている姿が見えた。 瞑った瞳と、胸が規則的に上下している事から、睡眠中だろうと判断できる。 彼女は何らかの理由で活動に支障をきたしているらしい事をEDは察した。 地下通路から脱出して灯台などに移動するには、BBは彼女を抱えることに成る。 当然、奇襲されてもとっさの反撃はできないだろう。それに比べて通路ならば 襲撃者の行動や進路は制限される。警戒は容易だ。 「察したようだな」 BBはあくまで必要最低限にしか語らないようなので、EDは幾つか問いかけた。 彼女の状況や自分に出来そうな事などを。 答えは相変らず簡潔だったが、言葉に飾りが無い為にEDは即座に理解した。 曰く、BBと彼女は戦闘行為を行った後に、小休止して地底湖方面に進むつもり だったらしい。しかし、少女が少し休む、言ってと睡眠を取り始めてしばらくすると BBは少女の身体に異常を感じたと言う。熱を探知するセンサーが、 健康体には見られない発熱を察知したらしい。 EDにとって好ましくない事だが、BBは本来ならば戦闘・破壊を主任務にしていたらしい。 人体を壊す事はできても治す事は不得意なのだそうだ。 然るべき医療措置を取れないので、BBは少女を安静にさせるべく付近を警護していた。 EDが過去に麗芳に告げたとおり、地下通路は隠れて休むのには最適な場所だ。 BBの立場を考えると、彼の判断はそこまで悪い物では無い。 本来予定していた地底湖方面への移動は、水の流れからして危険と判断して中止し、 右にも左にも行けないまま、現在まで至るとの事だった。 「彼女が自身の損害報告を行えるならば対処も可能なのだが、現状は睡眠中だ」 「少し、様子を見ても構いませんか? 人の身である僕なら何か分かるかもしれない。 それに、何か不審な行動を取ったら叩きのめして結構ですから」 「その申し出を受けよう」 EDは屈んで彼女の額に手を当てたり脈を取ったりして、しばらくするとBBへ向き直った。 こつこつ、と仮面を指先で叩き、結論を告げた。 「僕は医者ではないので断定はしかねますが――これは風邪の一種だと推測できますね」 「致死症の類では無いのか?」 「原因は疲労と体温の変化による免疫機能の低下と簡単に判断できますよ。 その他打撲や擦過傷、切り傷などが見られますが、直接の原因はやはり免疫低下のようだ」 BBの視覚センサーに映るEDは、謎を解き明かした名探偵の如くご機嫌だった。 EDはその後、僕に任せて下さい、こんな時の為に支給されたかのような物品が有るんです、と 告げて再び少女に近づいた。 「但し、これ以上この人をこの場に置いておくのは危険ですね。傷口が化膿する可能性が 有りますし、未知の菌に侵されてしまうかもしれない……」 「やはり移動すべきか」 「そのようだ。まずは清潔な部屋と寝台、それに起床後に栄養価の高い食事などが必要でしょう」 EDの言葉を聞いて、BBはすぐさま少女を腕に乗せた。爆弾を運搬するかの如き慎重さだ。 それを見たEDは、BBは戦闘主体とは言えそこまで警戒すべき存在では ないのかもしれないと考えた。少なくとも、BBは論理の通じる賢い存在だ。 「運搬は俺が行うが、おまえには周囲の警戒を依頼する」 「その程度の事は引き受けても構いませんが……僕は戦闘の方はからっきしでしてね。 いざと言う時はあなたにお任せしますよ」 「了解した」 そこまで聞いてEDは地下通路を戻り始めた。足元の水は心なし水位を増しているように見える。 BBの判断は正しかったようだ。彼らが地底湖方面に進んでいたら、きっと腰まで水に浸かる はめになっていただろう。地上の雨は地下へと浸水しているからだ。 そんな事を考える内に、出入り口の光が見えてきた。もはや懐中電灯は必要無いな――、 などとEDが明かりを消そうとした時、 「前方に動体反応だ」 背後からのBBの忠告が耳に入った。だがEDは止まらない。 確信に近い思いを持って光を目指して進んでゆく。 「心配ご無用。僕の目には何の人影も映らない――しかし動体反応を持つ者。 そんな人物に心当たりがあります……ゲルハルト=フォン=バルシュタイン子爵! よくぞご無事で」 BBはEDが進む先、出入り口へとセンサーを集中させた。そして見つける。 先行してゆくEDの眼前、デイバック付近に蠢く不自然な血流を。 そしてその血流は地に広がって一つの意思を紡ぎだした。 【そちらこそ無事で何よりだ、エドワース・シーズワークス・マークウィッスル君! ところで背後に控える 彫像の如き存在は何者なのだ? そしてその腕に抱えられた少女が麗芳嬢でよろしいのかね? いや、再会してそうそうに質問攻めにしては失礼だろうか】 「いえいえ、そんな事は無いんですよ。なんと言ってもこの僕自身、語りたい事柄がもう、喉の上まで 迫っているんだ。談笑したくてたまらない。ですが、惜しい事に今はそんな猶予は無いんですよ。 とある事情で灯台へと急がなければならない。麗芳さんにもメモを残して知らせなければ。 ああ、時が全てを解決すると言うけれど、その時間が足りないと言うのは全く腹立たしい事ですね!」 そう言いながらもEDは懐中電灯をしまって、代わりに取り出したメモにスラスラと麗芳へ 宛てたメッセージを書き記していく。 「まずは子爵、背後の彼と彼女は処々の事情で安全な場所を求めていましてね。 僕が灯台を薦めたとだけ言っておきましょうか」 【なんと、探求であったか! ならば救済の手を差し伸べるのが道理と言うもの……我輩が 先導を引き受けた!】 言うが早いか子爵は地下通路の外へ飛び出して行く。 その後に続いてEDと蒼い殺戮者が地下から退散する。 蠢く血流、仮面の男、少女を運搬する機械の巨人……列をなして濃霧を突っ切るその群は ただただ珍妙な存在だった。 【B-7/地下通路/1日目・17:50】 【奇妙なサーカス】 【エドワース・シーズワークス・マークウィッスル(ED)】 [状態]:健康 [装備]:仮面 [道具]:支給品一式(パン3食分・水1400ml)、手描きの地下地図、飲み薬セット+α [思考]:同盟を結成してこのイベントを潰す/このイベントの謎を解く ヒースロゥ、藤花、淑芳、鳳月、緑麗、リナ・インバースの捜索 第三回放送までに麗芳と灯台で合流する予定/少女(風見)の看護 暇が出来たら機械の人(BB)を激しく問い詰めたい。小一時間問い詰めたい [備考]:「飲み薬セット+α」 「解熱鎮痛薬」「胃薬」「花粉症の薬(抗ヒスタミン薬)」「睡眠薬」 「ビタミン剤(マルチビタミン)」「下剤」「下痢止め」「毒薬(青酸K)」以上8つ 【ゲルハルト・フォン・バルシュタイン(子爵)】 [状態]:戦闘や行軍が多ければ、朝までにエネルギーが不足する可能性がある。 [装備]:なし [道具]:なし(荷物はD-8の宿の隣の家に放置) [思考]:アメリアの仲間達に彼女の最後を伝え、形見の品を渡す/祐巳がどうなったか気にしている EDらと協力してこのイベントを潰す/仲間集めをする/灯台までEDとBBを誘導する DVDの感想や港で遭った吸血鬼と魔女その他の事を小一時間語りたい [補足]:祐巳がアメリアを殺したことに気づいていません。 キーリの特徴(虚空に向かってしゃべりだす等)を知っています。 【風見・千里】 [状態]:風邪。熟睡。右足に切り傷。あちこちに打撲。 表面上は問題ないが精神的に傷がある恐れあり。 [装備]:グロック19(残弾0・予備マガジン無し)、カプセル(ポケットに四錠)、 頑丈な腕時計、クロスのペンダント。 [道具]:支給品一式、缶詰四個、ロープ、救急箱、朝食入りのタッパー、弾薬セット。 [思考]:BBと協力する。地下を探索。仲間と合流。海野千絵に接触。とりあえずシバく対象が欲しい。 【蒼い殺戮者(ブルー・ブレイカー)】 [状態]:少々の弾痕はあるが、異常なし。 [装備]:梳牙(くしけずるきば) [道具]:無し(地図、名簿は記録装置にデータ保存) [思考]:休憩を提案。風見と協力。しずく・火乃香・パイフウを捜索。 脱出のために必要な行動は全て行う心積もり。 灯台へ風見を運んで行く。 ←BACK 目次へ(詳細版) NEXT→ 第502話 第503話 第504話 第487話 時系列順 第491話 第469話 BB 第510話 第487話 子爵 第510話 第469話 風見・千里 第510話 第436話 ED 第510話
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2017年夏イベント「デッドヒート・サマーレース」で実装された期間限定の星4アサシン。 ステータスはバランス型。他の星4アサシンと比べてHPが高くATKが低めとなっている。 しかし、Q3枚構成が多いアサシンの中ではA2Q2B1とアーツ寄りの性能をしている上に、後述する第3スキルのおかげで素殴りの火力差は感じづらい。 カード性能は標準的。Aが2hit、Qは3hitのため、稼げる星もNPも多くはないが少なくもない。 星出しには期待せず、A始動ボーナスのためのカード供給やArtsチェインの確率を上げてパーティ全体の宝具回転を上げる役割を任せることができる。 キャスター時と秩序・善なのは共通だが属性は地→天に変化している。 スキル 【スキル1】白き御衣 A CT 7-5 ナーサリー・ライムの持つ「変化 A+」とほぼ同様のもの。 スキル使用時、特に1ターン目は最大60%と非常に高い防御力を誇る。CTも短めで取り回しが良い。 【スキル2】ビーチパニック EX CT 9-7 ターゲット集中&最大2000のダメージカット状態を自身に付与する。 第1スキルと合わせるとボスからのクリティカルすらかすり傷に抑えられるほどの耐久力を得られる。 持続1Tに加えてCTは7~9Tと持続的なフォローは苦手なので使い所は吟味しよう。 【スキル3】熱砂の王道 A CT 8-6 自身の火力とNP効率を引き上げる優秀なバフスキル。 攻撃力の上昇値は、諸葛孔明の持つ「軍師の指揮 A+」、NP獲得量は限凸した天の晩餐とそれぞれ同等と良好。 宝具威力アップも攻撃力上昇と乗算になるため実質1.56倍となり、数値だけを見れば「魔力放出 A」以上となる。 CTも効果の数や倍率の割に短いので、平凡なNP効率とアサシン故の低火力を補える。 宝具「 穢れを漱げ、青く美しきナイル (スネフェル・イオテル・ナイル)」 全体攻撃Arts宝具。アサシンの全体宝具は貴重。 ダメージ前に即死&ダメージ後に敵全体の防御ダウン。 Arts属性で全体に3hitずつするため、攻撃で敵の数×7~10%程度のNPを回収することができる。 しかし、即死した敵からは攻撃hitによるNP回収ができない仕様には注意。 総評 総じて、攻防共に優秀な自己バフと雑魚の露払い能力を備え、いざという時には盾役もこなせる万能型。 火力や防御性など一方向に突き詰めた運用方針を目指すと器用貧乏になりがちだが、カード構成やライダーの攻撃からの盾になれる点でキャスターとの親和性が高いのは魅力的。 尖った部分を持たない代わりに仕事するための要素は単体で持ち合わせているため、クエストや編成に合わせた礼装選択で必要なところを伸ばすようにすると扱いやすい。 エースとサポート役キャスターを3waveまで護送しながら、彼らのためのAカードを供給しよう。 同じく星4アサシンで全体宝具&ターゲット集中持ちのスカサハ〔アサシン〕がライバルとなる。 宝具レベル5が基本のスカサハは瞬発力ではほとんどの場合こちらに勝るが、Artsによる宝具回転と本体の耐久性の高さで十分に差別化出来る。 瞬間火力と星が必要ならスカサハを、持続的な火力回転と落ちない盾役が欲しいならこちらを起用するのが良いだろう。 相性の良い概念礼装 礼装はフォーマルクラフト等のArts上昇系か、場持ちの良さを生かせる2030年の欠片などの毎ターンスター獲得系がおすすめ。 防御性に着目する場合は鋼の鍛錬も可。 とはいえ様々な役割をこなせるので自身の運用に沿った礼装をつけるのが良いだろう。 敵からの攻撃が熾烈になってきた昨今では、ぐだぐだ看板娘と第2スキルを順に使い、確実に4Tの間ライダーからキャスターを守る運用も面白いかもしれない。
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赤。朱。赫。緋。赤光。 何より目立つその男の髪の色。 それは燃える炎を想起させる赤だ。 悠々自適、天下無双。 まるで、この世の全てが自分の為に回っているかの表情を浮かべている。 「俺を引き当てたこと、光栄に思うといい。お前、今最高にツイているぞ」 両手を大きく広げ、唄うように声を紡ぐその男はまさしく世界に愛されていた。 それは確信であり、不変であり、絶対。 どんな客観的事実だろうとも捻じ曲げてみせよう、その男がそう在れと願うならば。 「名乗ろう。アサシンの座にて推参したサーヴァント――クレア・スタンフィールド。 いや、レイルトレーサーと名乗るべきか、それともフェリックス・ウォーケン? まあ名前などどうでもいい。名前が変わろうとも、俺が俺であることに何の変わりもないのだからな」 男、クレアを呼び出した少年は呆然とする他なかった。 壮絶なまでの圧倒的な空気。爛々と輝く双眸に埋め込まれた意志。 どれを取っても、少年とは違い存在感がある。 「それで、お前の名前は? 一応、聞いておくのが筋というものだろう。何、挨拶は大事だ。万国共通、礼儀は大事にしとけと習ったものだ」 「え、えっと……りゅ、竜ヶ峰、帝人です」 少年、竜ヶ峰帝人は一見しても凡庸だった。 短く刈り揃えた黒髪に、幼さが残る顔つき。 華奢な身体はひょっとすると、鍛えた女性よりも劣るかもしれない。 「そうか。まあ、いい。名前にさしたる重要性は秘められていない。大事なのは、俺から見たお前の姿だ」 「……は、はぁ」 「ん? どうした、怯えているのか。怯えなくてもいいぞ。この俺が呼ばれたんだ、お前の命運は太陽の日差しよりも眩しい輝きに照らされている。 何せ、世界の中心である俺が傍にいるんだ、不安がる必要性は全くもってない」 人選間違えたかなあ。帝人は顔にこそ出さなかったが、眼前のサーヴァントに対して、一抹の不安を抱かざるをえなかった。 此処に呼び寄せられる前、池袋にいた時もとびっきりに変人な面々と付き合いがあったけれど、このクレアという青年もある意味とびっきりだ。 外見こそ、如何にも陽気な外国人といった風貌だが、口から放たれる言動はエキセントリック過ぎてついていけない。 「そ、そうですか。とりあえず、呼び名はどうしましょうか? クレアさん、でいいですか」 「ふむ。俺としてはフェリックスと呼んでほしいが、後々真名がバレると面倒なことも起こり得るかもしれん。 無論、俺ならどんな窮地であっても切り抜けるが、時間がかかりすぎてどうしようもないといった状況も否定はできない。 なので、ここはアサシン、で頼もうか。何、それぐらいの情報ならばバレた所でどうともならないだろう」 だが、全く話が通用しないという訳ではない。それだけでも、帝人にとっては大助かりだ。 平和島静雄みたいに些細な事でブチギレ暴力直行コースだったり、折原臨也みたいに煙に巻く発言もない。 できれば、門田京平のように、理路整然とした実直青年がよかった、なんて思ったりもするけれど。 「しかし、聖杯戦争と呼ばれる馬鹿騒ぎ、実に不快だ。聖杯を欲するなら、終幕までは踊り続けなければならない。 決められた舞台、カチコチに固められた演目、俺には相応しいと思えん」 顔をしかめ、唸りながら考え込むクレアを前に、帝人は何も言えなかった。 下手に機嫌を損ねると、その矛先が自分に向くかもしれない。 出会ったばかりの彼は何が地雷なのか。 拙い観察眼と頭で見極めてからでないと、思うような言葉は紡げない。 マスターとサーヴァント。彼の行動を制限する令呪こそ掌に刻まれているが、そんなの何の安心にもならない。 彼が一度動けば、令呪を掲げる前に、自分の身体など分割バラバラ雨霰だ。 「だが、一度請け負った仕事は全うするのがポリシーだ。ある種、お前は俺に勝利を依頼した雇い主だ。 可能な限り、お前が望むように動こう。もっとも、意見具申程度のことはするがな」 「それで大丈夫です! こちらこそ、よろしくお願いしますっ」 「固くならなくてもいい。何度も言うが、お前は最高にツイているんだ。もっと自信を持て。 自分こそが選ばれたのだと大袈裟にでも笑え」 「あは、はは……さすがにそこまでは、ちょっと」 故に、帝人の表情から緊張が抜け落ちることはなかった。 超常の存在が、今は自分に従っているが、これから先もずっと従ってくれるとは限らない。 なればこそ、出来る限り、彼の言うことに逆らわない方がいい。 今は平凡な男子高校生である竜ヶ峰帝人として振る舞おう。 故に、帝人の表情から緊張が抜け落ちることはなかった。 超常の存在が、今は自分に従っているが、これから先もずっと従ってくれるとは限らない。 なればこそ、出来る限り、彼の言うことに逆らわない方がいい。 今は平凡な男子高校生である竜ヶ峰帝人として振る舞おう。 「ともかく、呼ばれたからには聖杯を取る。それだけだ」 「やっぱり、アサシンさんも叶えたい願いがあるんですね」 「……いや、正確には俺が叶えたい願いではない。そもそも、願いなど俺が叶えたいと願えば、すぐに叶う。 聖杯などに頼らずとも、俺は独力で大丈夫だ。それだけの力量を兼ね備えているのだからな」 相も変わらず不遜な発言をする彼に対して、帝人は頬を掻きながら曖昧に笑う。 宙を見ながら、脳内でイメージトレーニングをしているのだろうか。 クレア・スタンフィールドは依然として絶好調だ。 「願うというよりは、手に入れるということだな。シャーネに聖杯を捧げる為にも、俺は最後まで戦う」 「シャーネって人は……彼女、ですか?」 「ああ。俺が世界で一番愛している女だ。いや、世界という枠組みは狭すぎたな、宇宙一、いや銀河の果てまでひっくるめても、一番だ」 「僕にはイマイチピンと来ないんですが、ともかく……聖杯をプレゼントしたいってことであってますか?」 「そういうことになるな。さて、俺の呼ばれた理由は話した、次はお前の番だ。お前は、何を望んでこの戦場に降り立ったか。 サーヴァントとして、お前に勝利を届ける者として、俺には聞く権利がある」 次いで、クレアの双眸が帝人へと向けられる。 何を望み、何が欲しいか。 問いかけは単純なもので、躊躇なく答えられるはずだ。 「僕は――」 思い浮かべるのは池袋で過ごした日常。 隣には紀田正臣がいて、少し後ろには園原杏里がいて。 騒がしくもどこか穏やかな日常が、何よりも大切だった。 「僕は――!」 けれど、今は何処にもない。 正臣は何処かへと消えて、残った帝人達も茫洋と日常を続けるしかなかった。 「もう一度、正臣や園原さんと日常を過ごしたい!」 「それが、お前の抱える願いか?」 「ええ。僕はやり直したい、三人でまた――遊びたい。 それが、僕の願いです。きっと、そうだ」 首を縦に振り、帝人は叫び返した。 その表情には悲痛が色濃く描かれているだろう、と感じながら。 彼らがいる日常を、喪った日常を、取り戻したいと思うのはきっと本心であると思うから。 「でも、こんな聖杯戦争に巻き込まれるなんて考えてもいなかったし、困ります。 死にたくもないし、戦いたくもない。僕は、こんな舞台に上がることを、望んでいなかった!」 「…………本当に、そうなのか?」 目に見えぬ何かが足りないと叫んでいる心臓など無視してしまえ。 「お前の表情からして、どうも腑に落ちないんだがな……。まあいい、どちらにせよ、勝利を目指すことに変わりはない」 釣り上がる口元などきっとまやかしだ。 ――――あぁ、笑ってるのか、僕は。 池袋のチンケな非日常とは違う、本物の非日常が帝人を迎えに来たのだ。 これを興奮せずして何を興奮すればいい。 帝人の運命は、本来辿るはずだったレールから外れ、与り知らぬ所で変わっていく。 そして、非日常が、日常へと堕ちていく終ぞの時まで――笑い続けるのだろう。 【クラス】 アサシン 【真名】 クレア・スタンフィールド@バッカーノ! 【パラメーター】 筋力C 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運A 宝具D 【属性】 中立・善 【クラススキル】 気配遮断 C 自身の気配を消す能力。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。 【保有スキル】 心眼(真):C 修行・鍛錬によって培った洞察力。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。 無窮の武練:A 一つの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。いかなる精神的制約の影響下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。 才能に傲ることなく、弛まぬ努力を続けた結果、彼は類まれなる身体能力を身に付けた。 【宝具】 『線路の影をなぞる者(レイルトレーサー)』 ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 彼が繰り広げた逸話が元になっている宝具。 どんなことがあろうとも、自分を見失うことなく、【線路の影をなぞる者(レイルトレーサー)】で在り続ける。 世界はクレア・スタンフィールドの見ている夢だから。故に、心技体は常に十全である。 この宝具は常時発動型であり、バッドステータス系列の効能を無効にする。 【weapon】 なし。 【人物背景】 アメリカ全土にその名を轟かす最強の殺し屋。 殺し屋として働く一方、車掌としての顔も持っており、その職業を利用して各地で殺し屋として活動している。 性格は傲岸不遜。世界は俺の物とはっきり言い切れるまでのジャイアニズムな考え持つ自信家。 【マスター】 竜ヶ峰帝人@デュラララ!! 【マスターとしての願い】 もう一度、日常をやり直す。/聖杯戦争という池袋の非日常を超える非日常に呼ばれたかった? 【能力・技能】 なし。 【人物背景】 非日常を求めて池袋に引っ越してきたごくごく平凡な高校生だった。 しかし、池袋の裏に触れるに連れて、徐々にその内面に変化が現れる。 夢にまで見た非日常が帝人を蝕んでいく。 【方針】 とりあえず、死ぬことは避けたい。/非日常を楽しむ? BACK NEXT -012 八神はやて&キャスター 投下順 -010 音無結弦&アサシン 時系列順 BACK 登場キャラ NEXT 参戦 竜ヶ峰帝人 000 黄金のホーリーグレイル-what a beautiful phantasm- アサシン(クレア・スタンフィールド)
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【TOP】【←prev】【PlayStation 3】【next→】 ASSASSIN S CREED ROGUE タイトル ASSASSIN S CREED ROGUE アサシンクリード ローグ 機種 プレイステーション3 型番 BLJM-61208 ジャンル アクション 発売元 UBIソフト 発売日 2014-12-11 価格 7992円(税込) タイトル ASSASSIN S CREED ROGUE UBI THE BEST 機種 プレイステーション3 型番 BLJM-61334 ジャンル アクション 発売元 UBIソフト 発売日 2016-3-3 価格 3218円(税込) アサシンクリード 関連 Console Game PS3 ASSASSIN'S CREED ASSASSIN'S CREED II ASSASSIN'S CREED II スペシャルエディション ASSASSIN'S CREED BROTHERHOOD ASSASSIN'S CREED BROTHERHOOD スペシャルエディション ASSASSIN'S CREED REVELATIONS ASSASSIN'S CREED I+II ウェルカムパック ASSASSIN'S CREED REVELATIONS スペシャルエディション ASSASSIN'S CREED III ASSASSIN'S CREED IV ASSASSIN'S CREED EZIO SAGA ASSASSIN'S CREED ROGUE WiiU ASSASSIN'S CREED III ASSASSIN'S CREED IV Handheld Game PSP ASSASSIN'S CREED ブラッドライン 駿河屋で購入 プレイステーション3
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■転職条件:ハンターA + モンクB モンクをAまで上げておくと、メタルスキンで回避を150上げることが出来るようになるので是非上げておきましょう。 クラス 名前 AP 威力 属性 効果 D ブラックミスト 50 230 無 暗闇で包み込み、ダメージを与える。 C ポイズンミスト 50 140 海 毒の霧を発生させダメージを与える。高確率で毒状態にする。 B デススティング 70 275 無 強烈な毒を体内に刺し込みダメージを与える。一定確率で即死させる。 A スパイラルリング 60 250 無 複数のチャクラムが飛び交い連続ダメージを与える。 S スノーストーム 60 110 水 凍てつく吹雪を起こし連続ダメージを与える。高確率で氷結状態にする。 ■装備可能武器 ├ナイフ ├スローナイフ ├クラブ ├ハーケン ├グレートハーケン ├ボーガン ├ブーメラン └ナックル スノーストーム 非常に優秀なジョブアーツ。 連続ダメージなので同属性でない限りかなりの確率で氷結状態にすることができる。
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アサシンの英雄一覧 セレスチアル アタリア/ジャスティスブレード カタストロフ ザラス/クロノメア ルクレティア/憎悪の魔女 ブライト王国 セイン/隻腕の剣聖 セシリア/粛清の修女 オスカー/隠刃の執事 ヴェルディア連盟 キャット/キラーファントム ラーク/森の小腕白 グレイヴボーン ナーラ/ネザーリッパー グリード/グレイヴウォーカー ボイドビジター エツィオ・アウディトーレ/フィレンツェの鷹 プリンス・オブ・ペルシャ/砂の武者
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┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:アサシン┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:ロクスタ 【レベル】:60 【アライメント】:秩序/悪┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:10 【耐】:10 【敏】:20 【魔】:50 【運】:60 【宝】:60┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ 【貯蔵魔力】180/180 【魔力供給の不足】:┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ . . . ─ . . . _ ト ´ ─ ⌒〕iト } .} / ^^ 、 \ =- \/ /⌒¨¨> . \ \ \ .\ V__/、 / | i | \ \ \ =-v、 } | l ト、 \ \ \ -= / v \ / l L 」 _ 」 斗── l \ } 彡 // \}/ └─斗─ | |\ 彡 / } } i{ . { jI抖尖K )v'¨V. /|¨⌒ i| ハ ィ笊K 乂'ソ .八(/¨} .}/. 八/∧ 乂ソ | / ./ ´/ } ` ¨¨´ /} 込 、 .イ{V /l } __. ‘ イ /{ / .l/ /(./ / . 个 -=≦ //.} / ./ __r‐v‐く⌒ヽ/ / ./ア . i{/ /} // /{. //\ |ゝヽ ヽ ヽ v < ../.} / || } '/ /. ..∧/´. . . . `ヽ | ヽト ト .}∧.}¨¨⌒ /. ./8.| | |レ ' / . . ../. .8. ./. /. . . . .\ | l.」し' /` ノi. .i. .{/ .| | |./ . . . . /. . /}./. / . . . . . . . V/. 人 ヘ _ < /. .i. .i /}. . |/. . . . . . . . ./ { }. ./. . . /. . . . .V/ 〈 ` .ゝ\.------- . . .i . / !/.. . . . . ../ . . . . X.「|.//. . . . . . . .V/ / l -=ニニニニニニニニ/¨}... ..{_/. . . . . . ./. . . . . i./ }| |//. . . . . . . . .W / . l 、- 、ニニニニニニニ/.! }. i. /. . . . . ./. . . . . . . .i{ _ _}.v. . . . . . . . . . . . /. . .l \\ニニニ=イ ノ V./. . . . /. . . . . . . . . . i. . ./. .//. . . . . . . . |┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○気配遮断:D (種別:一般 タイミング:常時) サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。 本業は暗殺者ではないので、低ランク。 自陣への情報収集判定を「-5%」する。 さらに、常に勝率に「+5%」の補正を得る。 ○道具作成(毒):A (種別:一般 タイミング:常時) 生前から毒に関して研究を続けていたので、毒物の作成はお手の物。 毎ターン終了時に毒薬(戦闘時に使用することで、敵陣の任意のステータスを「-10」する)を2個得られる。 毒薬の効果は重複する。 ○医術:A (種別:一般 タイミング:行動ターン) 毒の研究をしているので、医学・薬学にも詳しい。 行動ターンを消費することで、任意の陣営の魔力を「50」回復させる。 また持続しているペナルティを受けている場合、その効果を消去する。 ○自己保存:B (種別:一般 タイミング:戦闘敗北時) 宮廷内において幾度も処刑されかけたが、そのたびに逃れてきた彼女の処世術。 戦闘敗北時、自陣営のみであれば、1シナリオに1回のみ、令呪の消費なく撤退できる。 〇起源覚醒(研究) (種別:洗脳 タイミング:常時) アサシンが顔無しの手により、覚醒した起源。 深く考え、調べ、明らかにする。それこそがアサシンの望んでいた人生である。 ○道具作成(毒):Aで得られる毒薬の数を2倍にする。┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【宝具】 ○生者に毒を、死者には花を(レクゥィエスカト・イン・パーケ) ランク:A+ 種別:対人宝具 タイミング:クリンナップ 消費魔力:80 生前にローマ宮廷での毒殺に多用された、アサシンの毒を再現する宝具。 大量に毒を使われれば、大英雄であっても、耐えるのは困難で、例え耐えられたとしても、毒は強く体を蝕む。 クリンナップで使用を宣言する。 敵陣に存在する全員に対して「その戦闘で使用した毒薬の数×30-対象の【レベル】%」の判定を行う。 判定に成功した場合、対象を死亡させる。回避するには令呪1画が必要。 また敵陣に「-その戦闘で使用した毒薬の数×30%」の勝率ペナルティを負わせる。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ + 投稿時データ ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:アサシン┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:ロクスタ 【レベル】:60 【アライメント】:秩序/悪┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:10 【耐】:10 【敏】:20 【魔】:50 【運】:60 【宝】:60┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ 【令呪残数】:暗暗暗 【貯蔵魔力】100/100 【魔力供給の不足】:┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ . . . ─ . . . _ ト ´ ─ ⌒〕iト } .} / ^^ 、 \ =- \/ /⌒¨¨> . \ \ \ .\ V__/、 / | i | \ \ \ =-v、 } | l ト、 \ \ \ -= / v \ / l L 」 _ 」 斗── l \ } 彡 // \}/ └─斗─ | |\ 彡 / } } i{ . { jI抖尖K )v'¨V. /|¨⌒ i| ハ ィ笊K 乂'ソ .八(/¨} .}/. 八/∧ 乂ソ | / ./ ´/ } ` ¨¨´ /} 込 、 .イ{V /l } __. ‘ イ /{ / .l/ /(./ / . 个 -=≦ //.} / ./ __r‐v‐く⌒ヽ/ / ./ア . i{/ /} // /{. //\ |ゝヽ ヽ ヽ v < ../.} / || } '/ /. ..∧/´. . . . `ヽ | ヽト ト .}∧.}¨¨⌒ /. ./8.| | |レ ' / . . ../. .8. ./. /. . . . .\ | l.」し' /` ノi. .i. .{/ .| | |./ . . . . /. . /}./. / . . . . . . . V/. 人 ヘ _ < /. .i. .i /}. . |/. . . . . . . . ./ { }. ./. . . /. . . . .V/ 〈 ` .ゝ\.------- . . .i . / !/.. . . . . ../ . . . . X.「|.//. . . . . . . .V/ / l -=ニニニニニニニニ/¨}... ..{_/. . . . . . ./. . . . . i./ }| |//. . . . . . . . .W / . l 、- 、ニニニニニニニ/.! }. i. /. . . . . ./. . . . . . . .i{ _ _}.v. . . . . . . . . . . . /. . .l \\ニニニ=イ ノ V./. . . . /. . . . . . . . . . i. . ./. .//. . . . . . . . |┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○気配遮断:D (種別:一般 タイミング:常時) サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。 本業は暗殺者ではないので、低ランク。 自陣への情報収集判定を「-5%」する。 さらに、常に勝率に「+5%」の補正を得る。 ○道具作成(毒):A (種別:一般 タイミング:常時) 生前から毒に関して研究を続けていたので、毒物の作成はお手の物。 毎ターン終了時に毒薬(戦闘時に使用することで、敵陣の任意のステータスを「ー10」する) を2個得られる。毒薬の効果は重複する。 ○医術:A (種別:一般 タイミング:行動ターン) 毒の研究をしているので、医学・薬学にも詳しい。 行動ターンを消費することで、任意の陣営の魔力を「50」回復させる。 また持続しているペナルティを受けている場合、その効果を消去する。 ○自己保存:B (種別:一般 タイミング:戦闘敗北時) 宮廷内において幾度も処刑されかけたが、そのたびに逃れてきた彼女の処世術。 戦闘敗北時、自陣営のみであれば、1シナリオに2回のみ令呪の消費なく撤退できる。┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【宝具】 ○生者に毒を、死者には花を(レクゥィエスカト・イン・パーケ) ランク:A+ 種別:対人宝具 タイミング:クリンナップ 消費魔力:80 生前にローマ宮廷での毒殺に多用された、アサシンの毒を再現する宝具。 大量に毒を使われれば、大英雄であっても、耐えるのは困難で、例え耐えられたとしても、毒は強く体を蝕む。 クリンナップで使用を宣言する。 敵陣に存在する全員に対して「その戦闘で使用した毒薬の数×50-対象の【レベル】%」の判定を行う。 判定に成功した場合、対象を死亡させる。回避するには令呪1画が必要。 また敵陣に「-その戦闘で使用した毒薬の数×30%」の勝率ペナルティを負わせる。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛